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エピデュオゲル

エピデュオゲルとは?

エピデュオゲルはアダパレンとBPOをそれぞれ承認製剤での濃度を含有する外用配合剤です。アダパレンのレチノイド様作用とBPOの抗菌作用および角層剥離作用を有します。

アダパレンの作用機序

アダパレンは表皮角化細胞に存在するレチノイン酸受容体γに結合後、レチノイドX受容体とヘテロ二量体を形成して標的遺伝子のプロモーター領域に結合します。その結果、遺伝子転写が促進され、タンパク質合成に変化が起こることで、表皮角化細胞の分化が抑制されます。 アダパレンは、ディフェリンゲルという名称で単剤でもにきび治療薬として使用されています。

BPOの作用機序

  1. 抗菌作用 BPOの分解により生じたフリーラジカル(酸化ベンゾイルラジカルやフェニルラジカルなど)がP.acnes やS.epidermidis など細菌の膜構造・DNA・代謝などを直接障害して、抗菌作用を示します。
  1. 角層剥離作用 閉塞した毛漏斗部において、BPOの分解により生じたフリーラジカルが、角層中コルネオデスモソームの構成タンパク質を変性させることにより、角質細胞同士の結合が弛み、角層剥離が促進される。
BPOは、ベピオゲルという名称で単剤でもにきび治療薬として使用されています。

エピデュオゲルの使用方法

1日1回(夕方から就寝前)、洗顔後に適量を塗布します。 1日に2回塗布したり、指示された以上の量を塗布したりしないでください。
塗布前に保湿剤をつけると副作用の刺激感などが出にくくなります。

エピデュオゲルの塗る量について

本剤を少量、チューブから指先にとり、他の指を使って、こすらずに薄く塗り拡げます。 眼、口唇、小鼻、粘膜、傷口、湿疹を避けて塗布します。 眼に入った場合は、直ちに水で洗い流してください。

エピデュオゲルの塗る面積について

塗る面積は徐々に拡げていきます。初日はニキビを中心に直径2cm以下の面積にとどめ、1日ごとに直径1cmずつ塗る面積を拡げていきます。 ニキビが顔全体にある方は、数日かけて顔全体に拡げていきます。 ニキビが離れて存在する場合は、ニキビのあるそれぞれの箇所で同時に塗り始めてもよいです。

エピデュオゲルについてのQ&A

エピデュオゲルにおいて日光や日焼けランプ等による過度の紫外線曝露を避ける理由と対処方法について

海外の報告では、紫外線曝露により皮膚の忍容性が低下することや皮膚刺激性が増悪する可能性が報告されています。日光又は日焼けランプ等による過度の紫外線曝露は避けるようにしましょう。 また、エピデュオゲルのピーリング作用により角層が薄くなった状態の肌が、紫外線にさらされることを防ぐためにも注意喚起を行っています。 日傘、帽子、サンスクリーン剤(日焼け止め)にて紫外線を防御し、できるだけ日陰にいるようにしてください。多量の紫外線による曝露により、一般的に皮膚の乾燥や紅斑、色素沈着が発生するおそれがあります。特に皮膚乾燥はバリア機能が損傷した結果と考えられます。

エピデュオゲルの塗布量(使用量)の目安を教えてください。

塗布部位は顔面のみです。顔全体に塗る場合の塗布量の目安は、人差し指の先端から1つ目の関節までの長さ(約0.5g)です。

エピデュオゲルの小児(12歳未満)への投与について

エピデュオゲルは、12歳未満の小児に対する臨床試験は実施しておらず、安全性は確立されていません。

エピデュオゲルの眼、口唇、小鼻(鼻翼)への使用について

エピデュオゲルの使用中に皮膚刺激感があらわれることがあるので、眼、口唇、鼻翼(粘膜に近いところ)及び粘膜を避けながら、患部に塗布してください。眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意してください。万一、眼に入った場合は直ちに水で洗い流してください。