帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンについて
谷村皮フ科では、帯状疱疹に適用のある2種類のワクチンを取り扱っています。『乾燥弱毒性水痘ワクチン』は、1987年に水痘(水ぼうそう)ワクチンとして認可され、2016年に帯状疱疹にも適用が拡大されました。『シングリックス』は2020年1月に帯状疱疹専用の予防接種として認可されたものです。国外では公費扱いにもされている予防成績の優れたワクチンです。それぞれに長所、短所がありますので、比較表を参考にご検討ください。
帯状疱疹ワクチンの比較表
乾燥弱毒生水痘ワクチン | シングリックス | |
ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
帯状疱疹発生抑制効果 | 51.3% | 50歳以上 97.2% 70歳以上 89.8% |
帯状疱疹後神経痛抑制効果 | 66.5% | 50歳以上100% 70歳以上85.5% |
接種方法/回数 | 皮下注射/1回 | 筋肉注射/2回 |
接種間隔 | 接種から2か月後に2回目の接種を行う。 | |
適応年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 |
費用 | 6600円(税込み) | 22000円(税込み) |
持続期間 | 8年 | 10年以上 |
長所 | 費用が安い。 1回の接種でいい。 | 予防効果が高い。 免疫が低下している人にも使用できる。 |
短所 | 予防効果が落ちる。 免疫が低下している人には使用できない。 | 値段が高い。 接種回数が2回。 副反応が強い。 |
副反応 | 接種部位の痛み、腫脹、発赤 | 接種部位の痛み、腫脹、発赤、筋肉痛、頭痛 |
帯状疱疹ワクチンのよくあるご質問
コロナワクチンと一緒に打てますか?
コロナワクチン接種後2週間あければ接種可能です。